今日の夢

前方の客にダイブした怪物に向かって峯田!峯田!と必死に呼んだ。あの怪物は峯田というらしい。彼も必死で声のする方向を探していた。

そして人の波に乗っている彼は、亀みたいに顔をグッとこっちに出して、私に屈託無い少年のような笑顔を見せた。

私はその笑顔に応えるため親指を立てると、彼は少し驚いた顔をしたけど、すぐに、笑顔といおうか歯が折れるんじゃないかってくらい口を横に引っ張って親指を立てた。

峯田和伸は私のものだと思った。